其の2)深夜2時の悲報。福岡県博多区の想いを写真に残す生前遺影撮影
こんにちは、マルスタジオ福岡店のタナカです。
2021年4月、私の父は89歳で亡くなりました。
余命半年宣告から「前向きな思考」と「食べ物への貪欲な気持ち」が、3年という月日を過ごせたと思いました。
前回の話 ↓
経験者だから言えること!
”遺影写真を亡くなる前から準備をしておくのは、不吉なことではない。”
父は余命宣告から遺影用の写真を撮ってもらう機会を探していました。
そして、良い機会に恵まれ、
孫の結婚式に遺影写真となる、幸せいっぱいに溢れた写真が撮れました。
結婚式の撮影カメラマンは、マルスタジオのメンバーに依頼。
そして私の姪は、スウェーデン人の素敵な方と出会いがあり、
今は子供が2人が生まれ、スウェーデンで暮らしています。
(携帯電話で撮影した写真なので画像が少し荒いです、、。)
私たちの家族は、姪の華やかな婚礼着物に見とれてしまい、
父が遺影写真のことを考えていたとは、露知らず、、、。
婚礼式が始まる待合室で父がカメラマンに、
『私の写真をここで撮ってください。』
『この写真を遺影写真に使うから。』
と声をかけていました。
覚悟して今を生きている姿に胸がつまり、言葉が出ませんでした。
写真は、
幸せな時に撮った写真だから、
ニッコニコの優しくて暖かな表情をしています。
父は撮影した日から3年間、血圧のコントロールをしながら、
好きなものを食べて、たまに母の手作り梅酒を飲んでいました。
死期が分かってる人は写真の準備ができますよね、、、。
これは複雑な気持ち。。。
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マルスタジオでは、
” 家族に残す遺影写真を撮る方が増えています "
明るく元気な男性様・女性様は尚更、
今のかっこよくて美しい時を写真に残さないと!
コラムの続きは、其の3へ続きます。
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