其の5)命って待ってくれないんです。病院へ駆けつける手段がなく眠れない一夜を過ごしました。福岡遺影写真はマルスタジオへ。
こんにちは、マルスタジオ福岡店の田中です。
遺影写真がほんとに大切。という気持ちになった経緯を其の1と其の4に綴っています。
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★ 私は仕事で東京都と福岡県を年半分づつ行き来しています。
姉の悲報を受けたのは福岡で仕事が終わり、自宅へ戻ったタイミングで母から電話が入りました。
『 ”病院から2時間以内に来てください。” て連絡が来たから、今、病院へ向かってるの。』
このような経験をされた方はたくさんいらしゃると思います。
いつか来るとは分かってはいたけど、何度経験しても慣れるわけもなく。。。
つまり、もう間に合わないのは目に見えてて、脈がほんのりあるうちに家族に合わせてあげる。という病院からの拝領。
いや、もっと早く連絡が欲しい。と病院の人たちに思ったりもするけど、
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でも、命って急展開するんですよね。。。
急にあちらの世界へ持って行かれてしまう。
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母は20歳の時に初めて姉をお腹に宿しました。
『初めて』ってどんなジャンルでも一大イベントですよね。
第一子を抱き上げた時の喜びは相当の感動を味わったことでしょう。
自分の命より大切な子が今にも消えていきそうになる時間は胸が締め付けられる思いのはず。
そして私は交通手段がなく姉に会えたのは葬儀場で、
葬儀は写真の準備ができておらず執り行われました。
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お葬式って後に生きていく人たちの儀式なんだな。と毎回思います。
続きは其の6へ続きます。
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